今回の記事は筋トレ初心者に脚トレは必要なのかどうかについて書いていきます。
結論から言いますと、筋トレを始めたての段階ではやる必要はないと思います。
脚トレはめちゃくちゃしんどい
脚は人間の身体の中で一番大きな割合を占める筋肉なので、大きな力を発揮出来るかわりに物凄く体力を消費します。
上半身を鍛える時にベンチプレスやチンニングをするのですが、それなりの重量を扱っても息があがる事は中々ないです。
ですがスクワットやデッドリフト等はかなり息があがります。フォームも見よう見まねでは難しく、怪我にも繋がりかねません。
ジムに通い始めた初心者にとって私が一番大切だと思う事は、継続して通う事です。
この辛い脚トレをメニューに入れてしまう事で、初めの内はモチベーションも高くこなしていけるとは思うのですがモチベーションが低下した頃に「今日脚やりたくないなぁ・・・サボろう。。」となってしまう可能性が高いです。
特に真面目な人程しっかり脚トレをこなすと思うので、しんどさを知っている分休むともうジムに行きたくなくなってしまうと思います。
身体が筋トレに慣れるまで、そしてジム通いが習慣化するまでは辛い脚トレを無理してやる必要はないと思います。
脚トレはいつから始めるべきか
もしあなた自身が脚トレをやりたくなければやる必要は全くありません。
例えば上半身はゴツくなりたいけど下半身は細いままがいい。
最近運動してないから健康の為にジムに通い始めただけなので楽に続けたいとかね。
プロを目指しているならともかく、趣味でやってる人がほとんどだから好きな事だけやればいいんだよ。
上半身だけ鍛えて大きくなった後、下半身の細さが気になるようになってから脚トレを始める人だっているんだからやりたくなった時に始めればいいと思うよ。
れぶれぶが初心者だった頃の話
ではれぶれぶが筋トレを始めたばかりの時はどうしてたかと言うと、脚トレ少しやってました。
その当時やってたメニューは、
レッグエクステンション10回x3セット
レッグカール 10回x3セット
カーフレイズ 10回x3セット
これだけです。
はい、キング・オブ・エクササイズと言われているスクワットはやっておりません。
私が筋トレを始めた2012年は筋トレYoutuberもほとんどいなかったし、情報がとにかく少なかったのでレッグプレスをやっていたらスクワットはやらなくてもいいだろうと安易に思っていました。
途中から時間がある時はたまにスクワットをやっていたのですが、フォームもよくわからず適当だったので最初の1年間はほとんどスクワットをやっていませんでした。
その代わりに疲労困憊になる事がなかったので楽しくジムに通う事が出来、ベンチプレスを順調に伸ばしていく事が出来ました。
そして1年間ジムに通う事でジムに行かないと気持ち悪い状態が出来上がり、そこからスクワットをやるようになりました。
脚トレのメリット
ここまで脚トレは辛いので初心者はやらなくてもいいとお伝えしてきましたが、脚トレには沢山のメリットがあるのでやってみたいという方の為にメリットを列挙していきます。
スクワットを含めた脚トレをしっかりこなせるようになると、心肺機能が向上する。
心肺機能が向上する事で息が上がりにくくなり、バテにくくなります。
バテないという事は集中力が途切れないので、狙った筋肉に意識を向け続けたままトレーニングが出来ます。
体力が無くすぐにバテてしまうという事は、狙った筋肉をオールアウトさせる前に息が上がり1セットを終える事になってしまいます。
上半身のトレーニングが精神的に楽に感じるようになる。
何度も書いていますが下半身のトレーニングはきついです。
その代わりをそれを継続的に続ける事で、その辛さを知る下半身のトレーニング以外は精神的に楽に行えるようになります。
下半身の土台がしっかりする事で上半身のトレーニングの際、踏ん張りが強くなるのでトレーニングの質が上がる。
ベンチプレス、アームカール、サイドレイズ等、脚で踏ん張る事で扱える重量が上がったり、体幹が安定します。
アームカールで脚の筋力が足らずフラフラしていたら、正しいフォームで行う事も難しくなります。
下半身の筋肉が大きくなる事で基礎代謝があがる。
基礎代謝が上がるという事は日常生活のカロリー消費量が上がるという事です。
通勤や階段の昇り降り、寝ている間もカロリーを消費しています。
仮に基礎代謝が50kcal増えた場合1か月で1500kcal、1年で18,000kcalも消費する事になります。
そしてスクワット自体のカロリー消費も多いので減量時にその恩恵を受けられます。(減量時のスクワットはかなり辛いですが)
脚トレをやり終えた後の達成感が凄い。
脚トレをやる方ならわかると思うのですが、やり切った後の達成感が凄いです。
脚トレの日はどんよりとした気分になる事が多いのですが、やり終えた後に毎回「やって良かった」といつも思います。
忙しくて時間がない方はまずスクワット10回x3セットだけ取り入れるのも良いと思います。
まとめ
筋トレはプロにならない限り趣味です。
脚トレをしていない人はトレーニーじゃないといった風潮がありますが、やりたくない事はやらなくていいです。
まずは楽しくトレーニングをする習慣を身につける事の方が大切です。
せっかく踏み出した一歩は大事にしましょう。
脚トレはやりたくなってから始めても遅くありません。
脚トレには前述したように沢山のメリットがありますので、トレーニングに慣れてから始めればいいと思います。
どうしても辛いからやりたくないという人はやらなくても大丈夫です。
・趣味でやっている事なので誰に何を言われようと気にしない。
・脚トレはやりたくなったら始める。
・脚トレには沢山のメリットがあるが、やりたくなければやる必要無し。